○∞(むげん)座とは
2011年日本の激動の年に生まれた、伝統の力強さをバネに現代のスピード感、 自由さを表現するプロの男性能楽師、舞踊家、邦楽演奏家等によって構成された舞台芸能集団です。その信念は、それぞれが培ってきた伝統やしきたりを約束に舞台上に具現化することであります。時代に媚びることなく、観る側を楽しませる舞台を概念としています。
それは古典と言われる分野の未来形であり
可能性は常に未知数で無限大です。
メンバーのご紹介
藤間勢之助
日本舞踊藤間流舞踊家
藤間將之
日本舞踊藤間流舞踊家
渡辺鈴士
尺八演奏家
藤舎元生
藤舎流囃子笛方
福岡市出身。笛を鳳声晴千代、藤舎名生に師事。長唄の普及に努める一方、ワールドミュージックとしての日本音楽を目指し、横笛生風会主宰。現在、九州および関西、東京で演奏 会、舞踊会、歌舞伎公演等で活動中
東音野口悦至
長唄唄方
佐世保市出身 長唄東音会同人 新作の脚本、作詞、作曲も手掛ける。 とても優しい、感激屋です。 これでも学生時代は演劇青年で、役者を志した時期もあったのです
杵屋弥佶
長唄三味線方
福岡市出身。長唄杵屋流弥佶派三代目家元。東京藝術大学邦楽科卒業後、長唄東音会の同人となる。古典だけにとどまらない積極的な音楽活動を展開している。 長唄協会参与。長唄杵弥会、吉祥会主宰。 現在、九州と東京を中心に演奏会、舞踊会、NHK放送、歌舞伎公演等で活動中。作曲、編曲も手掛けている
鷹尾維教
能楽師
1964年福岡生まれ。56世 梅若六郎。父、鷲尾禅史に師事能の原点とも言える野外能(桜の下で舞う芝能)やキャナルシティ博多、リバーウオーク北九州、天神コア屋上(薪能)、イムズホールやホテルでのディナーショー、リバレインなどの現代空間を生かした能公演を行う一方、福岡、佐賀、久留米、大牟田に教室を開き、幼稚園、小、中、高、大学、聾学校、盲学校、養護学校、自治体などを積極的に回り、ワークショップや講演を行ない、テレビ、ラジオ、雑誌などにも多数の出演をし能の普及に努める。 また、梅若六郎師と共に、アメリカ、ロシア・フランス・ベルギー・オランダなど各国の海外公演にも参加。2001年鷹の会 発会, 2004年には創作能[博多山笠]を発表し、アクロスシンフォニーホール、博多座などでも公演する一方、舞台演出や脚本などを手がける。